新モンゴル学園との交流2題

2016.03.30

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本校の提携校である新モンゴル学園と今月行った交流を2つお知らせします。

まず、新モンゴル学園を卒業し、今春からの日本留学が決まっている方々のうち約20名で行っている合宿(千葉県長生郡)へ、本校のグローバル同好会会員が25日に訪問し、交流会を行いました。

新モンゴル学園からは、馬頭琴の演奏をはじめ、アルタイ山脈周辺の民族に伝わる喉歌の発声法である“ホーミー”や新モンゴル校歌などが、海城からは剣道の型などが披露されました。

また、モンゴルの代表料理である“ホーショル”(モンゴル揚げ餃子)を全員で作って食べつつ、互いの学校生活や将来の志について話が弾み、3時間の予定の交流会は、いつしか5時間を超えていました。

参加したひとりで、高校生徒会長の浅野悠君は、「今日の交流で、モンゴルへのイメージががらりと変わりました。アジアの中のひとつの国ということを強く印象付けられ、留学生の皆さんが自国の発展のためにいろいろな思いをもって来日していることが分かり、貴重な体験でした」との感想を寄せました。また、参加者一同、今度は是非モンゴルを訪れ、モンゴル人のメンタリティや文化に接したいとのことでした。

留学生の皆様、ならびに種々お世話いただきました留学生会のオリギル様に心から感謝申し上げます。

次に,松岡文太郎特別賞の授与式が28日、在日本新モンゴル留学生勉強会(東京都千代田区)にて行われました。

これは、既報のとおり、同賞を新モンゴル学園7年生のO.ミシェール君が受賞したことによるものです。

この日は、来日された同校のナランバヤル校長先生が代理でお受け取りになり、ガルバドラッハ同学園理事長先生ならびに留学生百余名から万雷の拍手がおこりました。

今夏、新モンゴル高校数学科長であるダシュバット先生が、今後の両校の数学教育の調査・研究のため、本校数学科へ来室される予定です。

両校の生徒ならびに教員の益々の交流が期待されます。

(ナランバヤル校長先生の談話)

O.ミシェールが、大変名誉ある松岡文太郎特別賞を受賞できたことを(新モンゴル数学科の)アルタンゲレル、ダシバット両先生をはじめ、教職員全員、本当に嬉しく思っています。松岡文太郎賞を受賞した宮下君とミシェールは将来親友になり、世界の数学をけん引する大物になってほしいですね。御校とのお付き合いは、教員のみならず、生徒を通してさらに強化されることでしょう。

馬頭琴

 

民族衣装

ミシェール君表彰式